テレワークの普及による様々な環境でのPC利用を考慮し、セキュリティ面の強化などを図る必要性が出てきた背景から、Windows 10 の次世代OSとして、Windows 11 が登場しました。

Windows 11 の特徴

01新UIの採用①タスクバー
Windows 95から伝統的に続いてきた左寄せのアイコン配置が変更され、Windows 11では、タスクバーのアイコン配置が中央ぞろえになりました。
中央にあれば少し視線を下げるだけでスタートボタンを見ることができ、ディスプレーのサイズがさまざまでも、視線を移動させる距離をほぼ一定にできます。

02新UIの採用②ウィンドウの分割
Windows 11 ではスナップレイアウトという画面分割の機能が強化されました。Windows 10 までよりもレイアウトのバリエーションが増え、さらに快適に複数のアプリを同時に利用できます。
また「スナップグループ」という複数アプリの配置を記憶しておく機能も追加されました。

03アップデートサイクルの変更
これまで Windows 10 では、比較的軽度な月1回の Quality Update(品質更新プログラム:QU)と、大幅な機能変更を含む年2回の Feature Update(機能更新プログラム:FU)によってアップデートされてきました。Windows 11 では FU が年1回に変更されており、Windows 10 もそのタイミングに合わせ年1回に変更されることになりました。
なおサポート期間については、各エディションについて Windows 11 の方が6か月長く設定されています。

04ハードウェア要件
リモートワークが増加したことで、これまで以上に強固なセキュリティが求められており、ハード、ID、OSという3層での一貫したセキュリティを担保する必要性があります。
そのため Windows 11 では、ハードウェアベースのセキュリティレベルを TPM 1.2 から TPM 2.0 とするなど、ハードウェア要件を引き上げることとなりました。

05ハイブリッドワークに
適した運用管理
テレワークの普及により、在宅勤務と社内勤務のハイブリッドでの働き方を採用する企業が増えており、社内だけでなく、社外のユーザーも考慮した運用管理が必要です。
新しい運用管理環境であれば、OSの定期更新だけでなく、PCの初期設定の自動化もMicrosoft クラウドを介して行うことができます。
Windows 11 導入時に
考慮すべきこと
consideration01
クラウドネイティブによる
新たな運用・管理手法
在宅勤務と社内勤務のハイブリッドワークを採用する企業の増加により、社内LANに接続しているユーザーだけでなく、社外のユーザーを考慮した運用管理への見直しが重要となります。
Microsoft Intune(Endpoint Manager) や Azure AD を用いたクラウドネイティブな環境の構築によりハイブリッドワークに最適な運用・管理を行うことができます。

consideration02
Autopilot による
新たな展開手法
従来のOSイメージを作成し各PCに展開する「クローニング」ではマスターの作成・管理に手間が掛かっていましたが、 Windows Autopilot の利用により、マスターの作成・管理は不要で、PCの初期設定をクラウドを介して自動的に短時間で簡単に行うことができるようになります。

consideration03
アプリケーションの
互換性
Windows 10 で動作していたネイティブアプリケーションに関しては基本的に Windows 11 でも大きな影響はないと言われておりますが、 Windows 11 では Microsoft Edge が標準ブラウザとなるため、従来の Internet Explorer を利用したWebアプリケーションにおいては互換性の考慮が必要となります。

consideration04
PCライフサイクルに
合わせた運用
今後の環境の変化に対応するためには、PCの選定、調達、キッティング、OSの更新、運用保守など、PCライフサイクル全体における柔軟な考慮が必要となります。
Windows 11 をきっかけに従来のPCライフサイクルの見直しについても検討のニーズが高まっています。

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